LaCrèta

Project

ヨーロッパの情熱を、日本の五感へ。イベリコハム、初の本格ブランド体験型プロジェクト

[クライアント] ASICI(イベリコ豚インタープロッフェッショナル協会)

背景

EU(欧州連合)の支援を受け、スペイン産イベリコ・ハムの文化的・持続可能な価値を日本市場に広めることを目的とした3ヵ年プロジェクト。その初年度は「イベリコ・センスを目覚めさせる」ことをテーマに、味覚だけではなく視覚・聴覚・触覚・嗅覚を通じて五感で体験するプロモーションを展開。ターゲットは、飲食業界のプロフェッショナル、フード・メディア、インフルエンサー層、高感度な消費者層。

戦略とアクション

初年度のテーマは、「AWAKEN YOUR IBERICO SENSE ― イベリコ・センスを呼び覚ませ」。本プロジェクトでは、スペイン現地での“感覚を刺激する旅”を核に、YouTube、Webメディア、紙媒体、SNSといった多チャネルを横断するトランスメディア型のストーリーテリングを展開した。著名シェフやアーティストが参加したFAMトリップでは、スペインの自然、職人技、食文化に触れる様子をコンテンツ化。視覚・聴覚・味覚を巻き込んだ体験が、InstagramやYouTubeを通じて広がった。東京・六本木ヒルズで行われたローンチイベントには、シェフ吉田氏をはじめとするアンバサダーが登壇。Yahoo! Japanなど主要メディアに掲載され、渋谷の5面ビジョンでのOOH広告とも連動。さらに、ABCクッキングスタジオや日本生ハム協会との共催によるマスタークラスでは、カッティング技術の実演や新レシピの開発を通じて、食のプロフェッショナルへのブランド浸透を図りました。さらに、プロモーション(キッチン)グッズを制作・配布。手に取れる体験として、ブランドとの継続的な接点を生み出した。

成果

本キャンペーンは、SNSと動画プラットフォームを軸に、多様なチャネルでブランドの世界観を届け、広範な認知拡大を実現。特にInstagramとYouTubeを中心としたデジタル施策では、複数のインフルエンサーによる継続的な投稿と高いエンゲージメントを獲得。シェフやアーティストを起用した発信は、五感に訴える体験価値として多くの共感を呼んだ。PR活動においても、食やライフスタイルに関心の高い読者層をターゲットに、一般・経済・美食系の各メディアで記事が展開され、ブランドの存在感をより広く伝えることに成功。また、渋谷をはじめとする都心部での屋外広告、各種デジタル広告を通じて、街・デジタル・メディアの三方向から認知の波を創出した。リアルな接点としては、ローンチイベントや専門層向けマスタークラスなどを実施。特にクッキングスクールとの連携企画では、食のプロフェッショナルや料理愛好家との中長期的な関係構築につながる成果も得られました。さらに、プロモーショングッズの展開により、体験の記憶を手元に残す施策としても高い反響を確認。初年度は、ブランドの世界観とメッセージを“伝える”フェーズとして、五感に訴える体験価値の基盤づくりを中心に展開。今後のフェーズに向けて、さらなる認知深化と生活導線でのブランド定着が期待されるスタートとなった。


こちらの案件の詳細は以下よりお気軽にお問い合わせください。